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福島建設業許可サポートプロ.com > 経営のあれこれ > 【実体験】新型コロナウイルス感染症の支援策について
少し遡るのですが、本日は、新型コロナウイルス感染症の支援策について、実際に体験した内容についてご紹介したいと思います。
本年3月・4月は、新型コロナウイルス感染症の流行の第一波で、日本全体が騒然としていた状況だったと思いますが、業種や地域によりますが経営者にとっても、従業員の健康生命の確保と当面の経営を両立させなければならないという大変な困難が立ちはだかっていたと思います。
私も、内心穏やかではありませんでした。
今年は前年より売り上げも落ち込み、個人事務所ですから確定申告終了後の所得税・消費税の納税時期も重なりました。
また、所内で感染者が発生した場合に備え、マスク・消毒用品の購入、テレワーク勤務への移行も考えパソコン・WEBカメラ・マイク等を購入し経費もかかりました。
そして、何より今後の経営環境の不透明な部分もありました。発注者から工事中断の連絡があったというお客様もおりましたので、経済(お金)は、血流と同じで一旦ストップすると機能不全に陥ると肌で感じました。
また、職員を6名雇用しておりますので、仮に、新型コロナウイルス感染症が収束し直ぐにお客様の支援サポートができるよう雇用体制維持のため運転資金は必要であると思い、事務所の新築資金として借り入れして以来、今回の支援策を利用しようと考えました。
今回、利用した支援策は2つです。
本日は、1について、お話ししたいと思います。
日本政策金融公庫福島支店国民生活事業の新型コロナウイルス感染症特別貸付の申込みをしました。
電話だとすごく後回しにされそうな報道があったので福島支店をアポなしで訪問し、融資申込書に記載し、提出この時期は、支店もかなり慌ただしかった雰囲気で、以前に訪問した時よりも相談者は多かったと思います。
対応された公庫職員の方は、仙台支店から応援で窓口対応しているとおっしゃっていました。
後日、融資担当者との面談になりますが、日程は追って連絡しますと言われました。
結果、4月14日に、必要書類を持参し、面談することになりました。
事業専従者である妻と共に融資御担当者様と、事前に指定された必要書類を持参して面談に臨みました。
融資希望額や新型コロナウイルス感染症で、今回どのくらい影響を受けたのかなど質問されました。審査自体は、厳しいものではなく、融資決定が前提で話が進んでいきました。
実は、前述しましたが、平成29年12月に新築した事務所の建設資金も公庫さんにお世話になっており、まだ、返済が残ってましたので、担当者様からその部分も考慮して、毎月の返済額や返済期間などをご提案して戴き、検討した結果、下記の通りとなりました。
後日、融資決定の一報があり、安堵しました。
前日に書類関係が郵送されてきました。
利率は、最初の3年は0.5%、その後は1.4%と、低金利です。
私の経営方針として、キャッシュは絶えず余裕をもっておこうという考えをしており、金融機関とは良好な関係を継続したいので、必要があれば、今後も融資を受けたいと思っております。
GWに入る前の5月1日に到着した方がよいと思いましたので、速やかに処理して郵送しました。
無事、融資実行されました。GWを考慮しても期間は1.5ヶ月でした。
内訳として
実質14,958,570円でした。
今のところ、弊所のお客様である建設業者様におかれましては、その影響を受けたのは一部であり、現在は安定している状況です。
しかし、首都圏は第二波の流行が始まり、まだまだ予断は許さない状況でして、第二次世界恐慌とも叫ばれ、データでもデフレ下での消費税増税とのダブルショックで消費低迷が激しく、今後2~3年程度は、経済は大きく低迷すると危惧しております。
激甚災害も毎年発生しておりますし、財政出動してまずは公共投資を行ってほしいものです。東日本大震災の時に想定外のことが発生しましたので、今回もいつ何時想定外のことが発生するかわかりません。それに備えて油断せず、日々過ごしたいと思います。
今般の未曾有ともいえる新型コロナウイルス感染症により医療従事者の皆様には大変なご苦労をされていることと存じます。身の危険を顧みず地域医療を支えておられる
皆様には感謝の念がたえません。
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。